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アンナ (隔離児) : ウィキペディア日本語版
アンナ (隔離児)
アンナ(Anna、1932年3月1日または3月6日〔正確な日付は不明。〕-1942年8月6日)は、5歳まで物置に監禁されていたアメリカの少女。広い意味での野生児(人間社会から隔離された環境で育った子ども)に相当する〔野生児#野生児の分類を参照。3番目のケースである「放置された子ども」に該当する。〕。
==救出されるまで==
アンナは1932年3月1日または3月6日に生まれ、その後しばらくの間、住む場所を転々とすることになった。出生後2週間の時点で祖父の農園に連れてこられたが、アンナは非嫡出子であり、祖父が彼女のことを嫌っていたため、母親の友人の家に移されることになった〔アンナの父親がだれかは判明していないが、当時74歳の老人という説がある。〕。その後さらに複数の養育院や乳児院をたらい回しにされ、生後の5ヶ月の時点で最終的に祖父のもとに戻された。しかし、あいかわらず祖父はアンナを嫌っていたためアンナの母親は彼女を部屋に閉じ込めたままにした。ミルクを与えられるだけで、日光にも当たらずほとんど世話はされなかった。また、ときおり兄の虐待の対象にもなっていた。アンナが4歳になる頃に母親はオートミールを食べさせるようにしたが、あいかわらずそれ以外はほぼ放置されていた。
アンナが5歳のときにペンシルベニア州付近の農家の物置に閉じ込められていたところを救出され、1938年2月6日の『ニューヨーク・タイムズ』によって報じられた〔アンナの正確な名称や詳細な救出場所などはプライバシー保護のため伏せられている。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アンナ (隔離児)」の詳細全文を読む



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